ほっつき歩記放浪記 (国見岳・後平家山・夫婦山周回縦走) 国見岳
国見岳・後平家山・夫婦山周回縦走
一日目(その2):国見岳から後平家山まで

(2012年10月7日)

国見岳山頂を後にして後平家山へ向かう。
杉の木谷登山道分岐
山頂から北側へ降った所で登山道が分岐している。直進は杉の木谷登山道で、力水、長谷登山道、椎矢峠方面へもこちらへ向かう。左下へ降る道は、広河原登山道で、後平家山、平家山、京丈山、雁俣山方面へはこちらへ進む。
分岐を左へ折れて後平家山方面へ向かうが、踏み跡は薄く、落ち葉で隠れて分かりにくい。
目の前には巨木が枝を広げている。この山域を歩く醍醐味はこういう景色を見れることである。
倒木も、またこの山域の醍醐味(?)のひとつだろうか。しかし、以前に比べて障害になる倒木はほとんどなくなっていた。
左側に張り出している露岩の尾根付近には少し色づいた木が見える。
登山道の右側にイチイの木が見えてくる。この木は広河原登山道を登るときのシンボルだ。
緑の衣をまとった倒木の上には苔の花が幾本も立ち並んでいる。
広河原登山道分岐
分岐には足元に白い道標がある。道標は広河原登山道と国見岳山頂を指示している。かつて生い茂っていた笹はすっかり枯れてしまい、踏み跡も薄いので道標がなければ見逃してしまいそうだ。
後平家山へはここをここを直進する。
登山道は基本的に尾根の東側を通っているが、広く緩やかな斜面には倒木や枝が散乱している。
P1555辺りの登山道には苔が目立つ。右側には広い樹林帯が広がり、本当に気持ちのいいところだ。
日当たりのよい尾根で腰掛けるのにちょうどよい倒木を見つけて昼飯休憩にする。
P1578付近は広く複雑な地形をしているので進行方向を確認しながら進んで行く。
P1578の北側で登山道は西へ折れているが、ここは広い尾根が北東へ延びているので要注意だ。この朽ちた倒木の辺りで道は左へ折れて行く。
今日一番の紅葉だ。澄んだ青空に紅葉の赤が映えてとても綺麗だ。
P1576の手前には小さなコブがあるが、このあたりは倒木が多い。
P1576の東側の肩には立ち枯れた木が白い木肌を見せて立っている。
P1576付近。この辺りは少し開けて展望が得られる。南側には国見岳が見えていた。
イチイ平
このコースの北端辺りには「イチイ平」と名付けられた場所があり、標識が設置されている。登山道はここで西へ折れている。
イチイ平の主のようなイチイの木。幹は空洞が空いている。ガスの中で遭遇するとちょっと異様な雰囲気がする木だ。
イチイ平から左へ折れて行くと広い樹林帯が広がる。ここは既に後平家山の北側の斜面である。
巨木が立ち並ぶ広い斜面が北側の谷へ落ち込んで行く。
後平家山山頂(1560m)
テントを張る前に後平家山の山頂を踏んでくる。この山頂は過去4回通り過ぎてしまい、山頂表示を確認できていなかった所である。5回目でやっと山頂に立つことができた。
泉・五家荘登山道整備プロジェクトが設置した新しい山頂表示。
過去4回出会えなかった山頂表示。八代ドッペル登高会が設置したものだ。
今宵の宿。前回ここでテント泊した時もこの場所に張っていた。
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