ほっつき歩記放浪記 (三郡山地) 三郡山、頭巾山
欅谷の支谷を辿る(1)
(谷の入口から大滝の二俣まで)

(2011年3月〜10月)

 続いては、谷の入口から最初の二俣までだ。この区間の右岸は傾斜のきつい岩の壁で左岸は杉林の中に崩れた岩が堆積している。最初の二俣は右俣と左俣で対照的な景色を見せている。右俣は滑らかな岩の上を緩やかな流れが降ってきている。こちらは、途中で谷が幾つか分岐していて、頭巾山山頂から天の泉辺りまでの範囲の谷が合流して降りてきている。一方、左俣の入口には岸壁を流れ落ちる滝(仮に大滝としておこう)が立ちはだかっている。この谷を辿ると三郡山山頂のレーダードーム直下にたどり着く。
谷へ入ると最初の方は岩や倒木で荒れている。右岸は急傾斜の岩肌になっているので左岸の林の中を登って行く。
左岸は杉林で林の中は岩がゴロゴロしている。岩と岩の隙間を落ち葉が隠しているので踏み抜かないように、慎重に足場を選んで登って行く。
右手の林の奥には切り立った岩肌が見えている。この向こう側にも一本谷が降って来ているのだが、かなり険しそうだ。
最後は杉の倒木を潜って流れへ降りる。枯れた杉の葉が飛び散ってかなり煩わしい。
杉の倒木を潜り抜けると上が明るくなり、岩の上に大きな流木が何本か横たわっている。写真は振り返って撮ったもので中央左奥の杉の倒木を潜ってここへ出てきた。
朽ちた木の上では世代交代が進行中のようだ。
大滝の二俣
ここはふたつの谷の出合で岩がゴロゴロしている。左の谷は三郡山山頂のレーダードームの下辺りから降ってきている。一方、右の谷は頭巾山から天の泉辺りまでの範囲の谷が集まってきている。
右俣
右の谷には岩の上を滑り落ちるなだらかな流れが見える。
左俣
左の谷の入口には岸壁を流れ落ちる滝が立ちはだかっている。滝の上部は断崖になっている。下部は樋状に岩を削って流れているが杉の倒木が邪魔をして良く見えない。


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