ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.15 三郡山

昭和の森から三郡山地
(小河内農道終点コース・その1)

渓流コース尾根コース分岐まで
 飯塚側から三郡山地へ登る3つ目のコースは小河内地区にある果樹園の農道終点から登るコースです。このコースは途中で渓流コースと尾根コースに分かれますが、再び合流して三郡山の山頂直下で縦走路に出ます。三郡山山頂の北側のアンテナ群の所にある案内板の横で東へ分岐している道がこのコースの降り口で足元に標識があります。登山道の前半は沢沿いのコースで後半は尾根コースと渓流コースに分かれています。
 JR篠栗線の九郎原駅から内住本村を過ぎて峠を越えると右手に池が見えてきます。この池の先を右へ回りこんだところに十字路があり、左側にはふれあいバスの中畑バス停があります。この十字路を右折して小河内橋を渡って道なりに行くと大きな堰堤を過ぎたところで道は狭くなり、左側に果樹園(梅)が現れます。ここで右へ作業道が分岐していますが、これは「小河内鉄塔コース」の登山口がある送電鉄塔へ向かう道です。「小河内農道終点コース」の登山口へはここを直進します。良く見ると角の草むらに小さな標識があります。川を渡るとまた果樹園(梨園)がありコンクリートの家が1軒建っています。道路は未舗装になり左側から回り込むように果樹園の上へ上り、さらに奥へと延びて果樹園から少し行った所で終点になります。この道路の終点がこのコースの登山道となります。
中畑の十字路
九郎原駅方面から来た場合はここを右折して写真の道路を進みます。
小河内橋
ここを左折して小河内橋を渡ります。直進は行き止まりになっています。
小河内三叉路
左に梅園があるところで右へ作業道が分岐しています。。右の作業道を進むと鉄塔登山口、直進して農道を進むと農道終点登山口です。
三叉路の標識
左の写真の赤丸の所に標識があります。
果樹園には農家が1軒あって人が住んでいます。
果樹園。
ここの果樹園は梨園だそうです。果樹園のスピーカーからはいつもラジオの音が流れています。
果樹園を過ぎると道路は狭くなり両側から草が覆いかぶさっています。
農道終点登山口
農道の終点は空き地になっていて車が数台停められます。ここから前方の堰堤に向かって延びている細い道を進みます。
 登山口からさらに堰堤工事用の作業道跡を進むと前方にスリット型の堰堤が見えてきます。手前にあるコンクリート製の堰堤の上を通ってスリット型の堰堤を潜ると、その先で谷が3つに分れそれぞれの谷の入口に堰堤が立ちはだかっています。登山道は一番左側の谷の堰堤を右側から越えて沢沿いに登って行きます。
スリット型の堰堤。
奥に見えるのは真中と右側の谷の堰堤です。登山道が通る左側の堰堤は見えていません。
一番左側の谷の堰堤。
真中の堰堤の手前から回り込んで行きます。
堰堤の右側を超えて行きます。
細い木に赤テープと青いビニール紐の目印があります。
 堰堤の上で左から谷が合流していますが最初は気付きません。途中で左下を振り返ると今登っている谷からもう一方の谷へ流れ込んでいるのが分かります。沢の左岸に付けられた道を登って行くと左前方に滝が現れます。大きな滝ではありませんが岩の間を段々に流れる様は印象的です。この辺りは岩尾根が迫っているようで上を見ると林の中に岩の塊が幾つか見えます。
堰堤からしばらく行った所で左下を見ると谷が合流しているのが分かります。
登山道は谷の左岸の杉林を進みます。

堰堤から15分程行った所に滝があります。小さいですが綺麗な滝です。
滝の上には岩尾根が迫っています。
 滝の上流は流木で埋まっています。滝の上で右岸へ渡って流木の端を越え、再び左岸へと渡り返します。綺麗な流れを見るともう一度右岸へ渡り沢沿いの杉林の中を進みます。崩壊地を横切り、炭焼き窯の跡を見て、斜めに倒れ掛かった倒木の下を潜りながら進んで行きます。途中、左から何本か谷が合流しますが登山道は右側の谷を辿って行きます。谷の合流地点は岩が多く道も不明瞭ですが目印を追えば大丈夫です。最後に左から谷が一本合流して岩の横から小尾根を越えると石組みの上に標識が立っている炭焼き窯跡が現れます。登山道はここで渓流コースと尾根コースに分かれています。
滝の上で右岸へ渡ります。ここは右の斜面へも踏み跡が付いていて迷いやすいので注意が必要です。
滝の上流には流木が溜まっています。
登山道は流木の左端を越えて、再び右岸へと渡って行きます。
所々に綺麗な流れが残っています。
綺麗な流れの上で標識に従って進み、右岸へ渡ります。
登山道は沢沿いの杉林の中を進みます。
途中で1ヶ所崩壊地を横切ります。特に危険はなさそうですが、雨の日は注意してください。
谷には炭焼き窯の跡が沢山あります。登山道脇の石組みは炭焼き窯の跡です。
渓流コースと尾根コースの分岐
炭焼き窯跡の上に標識が立っています。尾根コースは右の沢を渡ります。渓流コースは炭焼き窯跡の先で左へ入ります。
分岐の標識。
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