ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.15 三郡山

昭和の森から三郡山地
(小河内農道終点コース・その2)

渓流コースと尾根コースの分岐から三郡山山頂まで
 尾根コースは沢を渡って谷の左岸の尾根へ上がり尾根道を登って行きます。渓流コースは分岐からさらに沢沿いに登って、最後は尾根コースに合流します。両コースが合流した後、登山道は尾根道を登り三郡山山頂直下のアンテナ群の間を通って縦走路に出ます。縦走路を左へ曲がって突き当たりの土手を登ると三郡山山頂に到着です。
※渓流コースはかなり荒れていてイバラが茂っているところもあるので夏場は避けた方が好いでしょう。
尾根コース
 尾根コースは分岐から沢を渡って斜面に取り付き、斜面を右へトラバース気味に登って、最後に左へ折り返して尾根へ上がります。後はひたすら尾根道を登って行きますが、尾根の左斜面を登って再び尾根に出るところが3ヶ所あります。これらは尾根が合流している所や傾斜が急で尾根通しに行くのを避けた所のようです。(このコースを降るとき、この3ヶ所は右側へ降ることになりますが、1ヶ所目と3ヶ所目は木に小さな標識(下山道と書いてある)が付いているので見逃さないようにしてください。2ヶ所目は少し登りになったところで右前方へ踏み跡が降っているので分かりやすいです。)
途中に1ヶ所倒木が邪魔している所がありますが、その他は特に難なく歩くことが出来ます。渓流コースと尾根コースの分岐から両コースの合流地点まで約45分かかりました。
分岐の炭焼き窯の前で沢を渡ります。
植林帯の斜面を登って行きます。
岩の間を抜けた所で右へ斜面を横切って行きます。前方へも踏み跡が付いているので間違わないようにしましょう。特に降りの場合は間違いやすいので注意が必要です。
道が狭い所にはロープが張ってあります。また小さな崩壊箇所があるので足元に注意しましょう。
分岐から5分ほどで尾根に出ます。ここからは尾根道を辿ります。
尾根を左から巻く(1ヶ所目)
尾根の左斜面を登って再び尾根上に出ます。
右へ回り込むようにして尾根上に出ます。写真は三郡山方面から降って来て撮ったものです。
左の写真の赤丸の所に標識が下がっています。
尾根を左から巻く(2ヶ所目)
再び尾根を辿ると、また尾根の左側を巻いて行きます。この少し手前に倒木が何本かあります。
ここは真直ぐ登って尾根上に出ます。
尾根道は明瞭で迷うところはありません。尾根の右側は浅い谷になっていて時々水音が聞こえます。
雪の上に鹿の足跡が付いていました。
尾根を左から巻く(3ヶ所目)
3回目の巻き道です。
ここは最後に右へ折り返して尾根へ出ます。
尾根からの降り口には標識が取り付けてあります。
降り口にある標識。
渓流コースとの合流地点
渓流コースへの降り口には赤丸の木の幹に表示があります。
渓流コース
 渓流コースは炭焼き窯の上から回り込むように沢へ出て沢沿いに登って行きます。途中、何度か左岸へ、右岸へと渡りながら登って行きます。赤テープや青いビニール紐が目印となりますが見つけにくいのでしっかりと探してください。1ヶ所だけ渡渉地点に細い木の幹に黄色いペンキで矢印がかかれているところがあります。これも見逃さないようにします。谷が合流している所は岩がゴロゴロしていてイバラも生えています。ルートを確認しながら歩きやすいところを探して歩きましょう。最後に炭焼き窯跡の中を通って浅い谷を登り、途中で右側の尾根に上がってさらに隣の尾根へ向かいます。隣の尾根上で右から登ってきた尾根コースと合流して山頂へ向かいます。
渓流コースはあまり歩かれていないのか踏み跡も不明瞭です。
※天気が悪いときや時間が遅くなったときはこのコースは避けるべきです。
渓流コースは荒れた谷を辿ります。明るい所にはイバラが生えていて夏場は苦戦しそうです。
谷は岩がゴロゴロしていますが上は開けて結構明るいです。
途中で左岸の林の中を高巻くところもあります。
黄色いペンキの目印を見逃さず右岸へ渡ります。
谷の合流点は岩がゴロゴロしているので右岸へ、左岸へと渡り返しながら進んで行きます。
また綺麗な流れがありました。
最後に谷が合流している辺りは大きな岩がゴロゴロしていてルートが分かりづらいです。両方の谷の間から右の谷へと進んで行きます。
正面に炭焼き窯の跡が見えてくると沢沿いの道も終わり広い谷の斜面へ入って行きます。登山道は炭焼き窯の中を通っています。
広い谷をしばらく登って右の尾根へ上がります。所々に青いビニール紐の目印がありますが見つけづらいです。適当な所で右へ斜面を横切って尾根へ出ればよいでしょう。
尾根を登って行くと杉林から自然林へと変わって行きます。すぐに右へトラバース気味の踏み跡が付いているのでこれを辿って隣から登ってきた尾根に出ます。
渓流コースと尾根コースの合流地点
隣の尾根へ出ると右から登山道が登って来ています。これは途中で分岐した尾根コースで、ここで渓流コースと合流して三郡山山頂へと登って行きます。
渓流コースへの入口です。
尾根コースは明瞭な登山道です。
 渓流コースと尾根コースの合流点には明確な標識はありません。木の幹やテープに「渓流コース」、「尾根コース」、「渓谷コース」などの文字が書かれています。尾根コースを登った時は気付かずに通り過ぎてしまいました。
これが一番の目印になります。渓流コースを降る場合はこの目印を見逃さないようにしましょう。
渓流コースへの入口の木の幹に書かれた表示。
尾根コースの降り側に書かれた表示。
合流地点からは急な尾根道を登って行きます。
 渓流コースと尾根コースの合流地点からは急な尾根道を登って行きます。登山道は次第に左斜面を登るようになり隣の尾根へ登りあげます。尾根へ上がると右へ方向を変えて尾根道を登って行きます。降って来た場合はここを見逃さないように注意しましょう。尾根上にはぶなの木が空へ向かって枝を広げています。途中で左へ踏み跡が付いていますが入り込まないように注意です。笹の茂った所を抜けると行く手にアンテナ群が見えてきます。アンテナ設備の間の道を通って行くと、すぐに三郡山山頂直下の縦走路に出ます。三郡山山頂へは左へ進み突き当たりの土手を上って行きます。
次第に尾根の左斜面を登るようになります。左下には渓流コースで最後に登っていた谷が降っています。
最後の急坂を隣の尾根へ登り上げます。尾根へ出たら右へ尾根を辿ります。
尾根上には大きなぶなの木が枝を伸ばしています。
足元にはツルシキミが赤い実をつけていました。
笹の茂る中を通ると縦走路まであと少しです。
三郡山山頂直下にあるアンテナ群が見えてきました。ほとんどテレビ局のアンテナのようです。
アンテナ設備の壁に突き当たったら壁沿いに右へ進みます。途中で左から作業道が合流します。
やっと縦走路に出ました。三郡山山頂へは左側へ行きます。右側は砥石山、若杉山方面への縦走路です。左側の角の足元に標識があります。
砥石山方面から見た写真です。左が小河内への登山道入口です。三郡山山頂へは正面の土手を右へ登って行きます。土手の下を右へ行くとレーダードームの横を通って米ノ山峠へ降る車道に出ます。左側に立っている案内板は以前遭難事故を起こした小学校が寄贈したものです。
左の写真の赤丸の所に標識があります。
土手を登って行くと三郡山山頂に到着です。山頂には露岩がありその上に山頂標識の柱が立ってます。露岩の手前に三角点があります。字が消えかけて一等三角点に見えますが本当は三等三角点です。以前は立派な板に赤い文字で書かれた山頂標識があったのですが今はなくなっています。どうしたのでしょうか。。。
山頂の西側には航空監視レーダーのドームがあります。人工物を嫌う人もいますがこのレーダードームも山頂の景色の一部として受け入れてはどうでしょうか。。。
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