ほっつき歩記放浪記 (三郡山地) 三郡山
三郡山茜屋コース周回
(その2・電柱コースで下山)

(2010年4月17日)

 降りのルート(仮に電柱コースとしておく)は山頂の南側にある電波塔の近くから尾根伝いにサンビレッジ茜へ降っている。このルートの入口付近には「飯塚六四会」の小さな標識があって、以前から気付いていたがまだ歩いたことは無い。地図を見れば分かるとおり三郡山の東側は波模様を描いたように小尾根が沢山分岐している。ルートがどの尾根を降っているのか分からないので目印を見失わないように注意しなければならない。ちょっと、緊張しながら降ることにする。


山頂から専用道路を引き返して電波塔の手前から左の林の中へ入る。
入口付近の林の中には「飯塚六四会」の標識がある。
標識の所からやや右方向へ進むと樹木を支える杭が立ち並んでいる。
杭に沿って奥へ進むと頭上に電線と電柱が見えてきて程なく電柱の根元に着く。電柱は2本対になっている。
林の中を降って行く。踏み跡がしっかりしていないので目印を追って降る。
7、8分降ったところで2本目の電柱に着く。ここは上が開けていて仰ぎ見ることが出来る。
さらに降って行く。途中には露岩がかたまっているところもある。
専用道路から20分程で3本目の電柱に着く。ここも上を仰ぎ見ることが出来た。このコースで電柱に出くわしたのはこれが最後であった。この電柱を過ぎるとコースは次第に南東方向へ変わっていく。電柱は別の尾根を降っているようだ。
一旦、小鞍部に降り、ちょっと登った所からは尾根が分岐していて進行方向が分かりにくいので注意だ。
東へ分岐する尾根へ進みそうになって目印を見失ってしまう。シキミの花を写しながら一息入れる。
目印は途中から右(南東)の尾根へ向かっていた。
結局、右側のヒノキの尾根を降って行く。
このコースには踏み跡が明瞭な所と不明瞭なところが混在しているようだ。
ヒノキ林の奥になにやら奇怪な形の木が見えていた。
途中で右から左へゆるく登って行く踏み跡があり、左奥に石組みが見えている。
石組みのところへ行ってみるとその上には標石が設置してあった。
今度は反対方向へ辿ってみる。
反対側には沢が流れている。
沢の近くには崩れかけた炭焼き窯の跡がある。この沢沿いにも古い踏み跡を見かけた。
林の中にはこんな巨木も見られる。
突然、広い道に飛び出した。道は右から左へ緩やかに降っている。
電柱コース登山口
今日歩いてきた電柱コースの入口にも「飯塚六四会」の標識がかかっている。電波塔手前の入口からここまで約1時間かかった。
入口の標識。
広い道を右へ少し行ったところにも標識がかかっていた。
道の途中にはミツバツツジが綺麗に咲いていた。
花びらが陽光に透けて綺麗だ。
真中の幹が折れてしまったのか、それでも頑張っている巨木がある。
まるで紅葉を見るような若葉の景色が美しい。
遊歩道のような所をジグザグに降ってくるとまっすぐに、なにか意思を持ったように延びる道路に出た。後で調べたら、ここが地図に載っているサンビレッジ茜から延びる道路の終点辺りだった。
道路わきの林の中にバンガローが見えてきた。バンガローの他にテントサイトも用意されている。
最後は舗装された道路を通って駐車場に到着だ。
今朝、来る途中で三郡山を写したものであるが、赤丸で囲ったのが3本目の電柱である。コースはその下辺りから左の方へ降っていて、4本目以降の電柱が降っている尾根からはそれている。


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