ほっつき歩記放浪記 (九州脊梁山地南部縦走) 峰越峠から石楠越
九州脊梁山地南部縦走(1日目)
(2008年5月6日)

明るくなってから峰越峠の登山口を白鳥山に向けて出発。
扇山の上が朝焼けに染まる。
烏帽子岳から五勇山への尾根はまだ暗い。
登山道は笹が切り分けられて歩きやすい。
新緑のブナに朝日が当たり輝いている。
鹿よけのネットが見えると白鳥山山頂まであとひとガンバリだ。
鹿よけネットの近く一帯は山芍薬の群落地になっている。蕾が膨らんでまさに開こうとしていた。
白鳥山のシンボルのひとつ石灰岩のピナクルとドリーネ。
よく気をつけてみると穴の近くの葉っぱが揺れている。風穴だ。
あちこちでバイケイソウの若葉が斜面を埋め尽くしている。所々で踏み跡を隠しているので要注意。
平家の住居跡。平清経の住居があった場所だと伝えられている。ここでテントを張ったら何に遭えるか。。。
カラ谷分岐。
左へカラ谷登山口への道が降っている。
ウゲトノ谷分岐。
ウゲトノ谷方面へ向かう道が右へ斜面を横切っている。
大きなイチイ?の木も見られる。
白鳥山山頂(1639.2m)。
水上越分岐の標識。何故か銚子笠方面と同じ方を指していた。
銚子笠方面へ少し行ったところにある露岩の展望台。
露岩の展望台からの景色。左下の丸みを帯びた山が銚子笠。遠くには雲海の向うに霧島の山々が見えていた。
水上越分岐から笹の間を抜けて広い尾根を進む。
白鳥山の南西側には広い尾根が広がる。ここからの降りは、以前は一旦右の谷へ降ってから尾根へ上がっていたが、今は尾根を直接降ることが出来る。
笹は枯れて勢いがなくなっているが、倒木が多い。
1476mの稜線の両端には山芍薬の群落がある。ちょうど見ごろで清楚な白い花を沢山見ることが出来た。
尾根の途中にはドリーネが何ヶ所かある。
後を振り向くと白鳥山のなだらかな山頂が見えている。
途中で休憩。こんな格好で登っています。本当はニッカボッカで歩きたかったが、ウエストが。。。
山芍薬の花。この花は開く直前から開いたばかりの頃が一番綺麗だと思う。
北西へ方向を変えて広い尾根を進む。水上越はもうすぐだ。
尾根から降った所にドリーネが2つ並んでいる。ここが水上越だ。
木の幹に付けられた青いプレートには「現在地点水上越です」の文字が微かに読み取れる。
岩陰に固まって咲いていたヒトリシズカ。
オオカメノキだと思うが、似たようなのにヤブデマリというのがあるようなのでどちらかは分からない。
水上越から西へ500m程の所にも「水上越」の標識がある。ここからも球磨川源流へ降ることが出来るが、ここは水上越ではない。
これはハルリンドウか?
遠景は市房山。
尾根が北西へ曲がる辺りの突端には大きな岩が突き出ている。岩の向こう側は断崖になっている。
倒木にゴジラが。。。
カーソルを合わせるとウルトラマンに出てきそうな奴も。。。
七辺巡り山頂。広い山頂なので方向を見失わないように注意。
南山犬切山頂(1551.7m)
周りを囲んでいた笹は枯れてしまっていた。
南山犬切からの降りは高塚山を目印に方向を見極めると良い。
尾根に点々と設置されていた杭。途中、この杭に沿って進む。
相変わらず倒木が多い。ブナの巨木が根こそぎ倒れている。
石楠越手前のピークには補点が設置してある。このピークから南西へ降ったところが石楠越だ。
ここが石楠越だ。歴史のある峠だが今は荒れて昔の面影は無い。
石楠越からピーク(1442m)をひとつ越えたところの鞍部。絶好の天場が待っていた。
夕焼けの下に雲仙普賢岳が浮いていた。


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