ほっつき歩記放浪記 (三郡山地) 難所ヶ滝、頭巾山、三郡山
雪の三郡山地’14
(その1:難所ヶ滝経由で三郡山へ)
(2014年2月19日)

 家のベランダから見える山が白くなっている。この冬最後の雪山歩きを楽しもうと思って、朝から昭和の森へ車を走らせる。今日は難所ヶ滝の様子を見てから三郡山から砥石山へ周回する予定だ。
草ヶ谷ダムから
草ヶ谷から望む三郡山地は薄っすらと雪化粧している。左端が頭巾山、右端が宝満山。
宝満山登山道分岐
宝満山登山道分岐辺りは、まだ砂糖をまぶしたようにうっすらと積もっているだけだった。
沢を渡った辺りから次第に積雪量が増えてきた。雪は柔らかく湿り気を帯びている。
難所ヶ滝の大つらら
凍結具合はいまいちだが、雪化粧してそれなりに雰囲気がある。
難所ヶ滝コースを通って尾根へ上ると冷たい風が吹きつけてくる。雪で埋め尽くされた林の中に、衣服調整をしている間に追い抜かれた登山者たちの足跡が続く。。。
今日は天気が良いので、木の影が雪面にいろんな模様を描いていてとても綺麗だ。その中に点々と動物の足跡が付いている。
縦走路(難所ヶ滝コース分岐)
縦走路は数人の登山者に踏まれていたが、まだ、踏み固められてはいない。難所ヶ滝コース分岐の登山道脇には割と大きな雪だるまが二つ並んでいた。
雪庇?
登山道がえぐれているところには小さな雪庇が出来ている。土止めの木の階段も完全に雪に埋もれていた。
松の葉に霧氷が出来ておめでたい飾りのようになっている。
頭巾山山頂(901m)
頭巾山山頂は、積雪はそれほど多くはなかったが辺りの木々に霧氷が出来ていた。古い山頂標識に取り付けられた温度計はマイナス5度辺りを指していた。
頭巾山山頂の霧氷
木の枝には白い刷毛のような霧氷が出来ていた。また、木の幹には小さなエビの尻尾も出来ていた。
頭巾山から北の方を望むと前砥石山の向こう側に雪で白くなった山が見える。方角的には畝原山から菅岳にかけての猫峠付近の山だろうか。
頭巾山山頂直下の鞍部
この鞍部には北側へ降る谷の入口にお気に入りのブナの木が立っている。今は葉を落とした枝が中空に複雑な模様を描いている。
天の泉手前の痩せ尾根の縦走路には先行者のトレースが延びて行る。
林の中へ入ってみると樹の根元に窪みができている。「根開き」という現象だ。
航空監視レーダーの建物手前から眺める景色。まるで霧氷の海だ。
航空監視レーダーの建物手前から望むレーダードームと三郡山山頂。
三郡山山頂へ向かう時に通るフェンスの金網にはびっしりと雪が詰まっていて、なんだか美味しそうだった。しかし、足元は切れ落ちているので慎重に、慎重に。。。
フェンスの横から竜王山を望む。
盛り上がった雪の上にレーダードームの頭が覗くと三郡山山頂に到着だ。
三郡山山頂(936m)
山頂の露岩は雪に覆われてソフトクリームのようになっている。山頂表示板も雪に埋もれていた。
三郡山山頂から宝満山方面を望む。
三郡山山頂から砥石山方面の景色。手前に立っているテレビ局のアンテナはすごいことになっている。
びっしりとエビの尻尾ができたテレビ局のアンテナ。気温が上がると氷の塊が落下してものすごい音を立てる。アンテナには近づかないほうがよい。


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