ほっつき歩記放浪記 (三郡山地) 頭巾山
頭巾山北尾根を辿る
(その1:北尾根を辿る)
(2011年11月3日)

 欅谷Bコース登山道の「苔岩の谷」入口から頭巾山の北尾根を辿って山頂を目指す。
※「苔岩の谷」、「絶壁の谷」等の名前は便宜上付けたものです。

苔岩の谷入口
作業道から欅谷Bコースの登山道へ入り、尾根を越えて少し行ったところにある。右から迫ってくる露岩が目印だ。
谷の入口付近は両側から岩が迫って豪快な感じがする
入口の右上にある露岩の壁は降ってきた尾根の突端である。立ち木越しに見ると、まるで檻に囚われたモンスターのようだ。
谷を横切って東側の尾根へ登って行く。最初の方は植林帯になっているが、すぐに自然林に変わる。
谷の反対側には炭焼き窯の跡が見えている。この谷では、今までに3箇所ほど炭焼き窯の跡らしい石組みを見かけた。
露岩の多い急斜面を木に掴まりながらひたすら登って行く。尾根の裾野が広がっているので、なかなか尾根の上に辿り着かない。
尾根の上へ向かって獣道が一直線に伸びている。何かに導かれるように、これを辿って尾根の上へ向かう。
尾根の反対側には紅葉した谷が見えている。欅谷の紅葉もそろそろピークを迎えそうだ。
右手には三郡山山頂のレーダードームが半分だけ頭を出している。
尾根を辿って頭巾山山頂を目指す。傾斜が急なところもあるが下草がないので歩きやすい。しかし、この尾根を降るのは結構大変そうだ。
尾根に敷き詰められた枯葉の中にはちらほらと紅葉した葉も見られる。
途中で綺麗に紅葉した木が何本かあったが全体的には尾根よりも谷のほうが綺麗だったようだ。
色づいた落ち葉の斜面が谷へと降って行く。この辺りから露岩が多くなる。
このもたれあった岩には見覚えがある。以前、ここを越えて東側の谷(絶壁の谷)へ行ったことがある。
ここにも寄り添った岩が。。。
オットセイやアザラシを連想させる。
谷間の紅葉。
尾根の左手に絶壁が見えてくる。この辺りは東側の谷(絶壁の谷)の終点付近で断崖絶壁が連なっている。
露岩の間を登って絶壁の上へ出る。
絶壁の上のシンボルは鳥のくちばしに似たこの岩だ。
遠くに砥石山が見えている。その手前の尾根をガスが越えては消えていく。
絶壁の下から紅葉した斜面が欅谷へ降って行く。
欅谷の上部に白い岩と散乱した倒木が見えている。上の方の白い岩の辺りで登山道が谷を渡っている。この日は、偶然、降って行く人たちがいたので渡渉地点を確認することが出来た。
左下には欅谷Bコースの登山口から欅谷Aコースへ向かう橋が見えている。
絶壁から10分少々で頭巾山山頂に到着する。山頂付近の紅葉は終わりに近づき、木々は葉を落として、ずいぶん明るくなっていた。


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