ほっつき歩記放浪記 (三郡山地)
気になる空間
(2011年2月19日)

 昭和の森から砥石山直登コースの登山道へ向かう林道(宇美林道14支線)の西側の尾根に気になるスポットがある。人工林の中に取り残された広葉樹林帯の一角にぽっかりと開いたところがあるのだ。ズーム撮影で確認すると岩肌が見えていて滝のようにも見える。 林道から標的を確認
赤丸の部分を拡大
昭和の森バンガロー駐車場
今日は登山者が多い。この下の駐車場も満杯だった。
欅谷を渡って砥石山方面へ向かう。
すぐに車止めのゲートがある。ゲートの向こう側には東屋がある。
この林道は宇美林道14支線というのが正式名称だ。
コンクリート製の頑丈そうな堰堤の前で谷を渡る。
谷の右岸を進み、スリット式の堰堤の手前で谷を渡り返して左岸を登って行く。
作業道分岐
林道が大きく右へカーブするところで谷に沿って直進する作業道へ入る。
作業道から確認した標的。
赤丸部分の拡大。この位置からは滝らしきものは見えない。
堰堤の上から沢へ降りて対岸の谷の入口へ渡る。
谷の入口。倒木やイバラで難路が予想される。
最初の滝。
アニメに出てきそうな巨人を思わせる黒光りした滝。
近づくとこんな感じだ。ロボコップか?
滝の上には流木が横たわっていた。積み重なった岩の向こうにもうひとつ滝のようなものが見える。
赤丸のところにあった滝。小さいが滝らしい滝だ。
さらに上流へ進むと硬い岩を削って流れる小さな滝が幾つかある。
そして荒れた谷の上流に急な岩場を段々に流れ落ちる細い流れが現れた。周りの木々の様子からして、おそらく、ここが目的の場所だ。谷の両側は少し崩壊していて滝の手前で二俣になっている。
まず、最初は黒々として亀裂が走った岩を幾筋かの細い流れが落ちている。
次はこんな感じだ。岩肌に流木が数本絡み付いている。
さらに上の方にも滝が連なっているようだ。
後を振り向けば頭巾山が大きく見える。右の方には宝満山も見えている。
少し足場をずらすと三郡山も見える。
NEWアイテムのジェットボイル。
右から高巻いて行く途中で滝の方を覗いてみる。足場が悪くて近づけなかったが、この横にもう一段の滝があるようだ。下の林道からはこの辺りが見えていたと推測される。
さらに上にある滝。広い岩を濡らして斜めに流れている。滑りそうで近づけない。
滝の上はやや平坦で二俣になっている。周りは植林帯になっているが明るいのでイバラが多い。また、倒木も多い。
右の谷の入口に炭焼き窯の跡らしい石組みが残っていたが、原形はとどめていない。
右の谷はこんな感じなのであきらめて右の尾根へ上がることにする。
尾根は杉とヒノキの植林帯で所々に露岩が覗いている。
尾根を15分ほど登ると雪が残った林道に飛び出す。この林道は昭和の森から登ってきた宇美林道14支線である。
林道を少し散策してみる。谷側にはかなり雪が残っている。雪の重みであちこちで木が折れていた。


2011年4月に撮った写真


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