ほっつき歩記山記録 (九州脊梁山地)No.3 | 天主山・三方山 |
椎矢峠から天主山・三方山 |
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(注)この鳥瞰図は「国土地理院のウォッちずで提供されている2万5千分の1地形図」を使用してカシミール3Dで作成したものです。 | |||||||||
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● | 登山口から林道終点へ 写真 | ||||||||
今日は行程が短いので、陽が昇ってからの出発となった。天気は快晴、三方山南登山口の広場からスズタケの間に延びる林道を行く。林道は三方山の北西斜面を北東に向かって延びているが、崩壊が激しくて車での通行は無理である。かろうじて、オフロードバイクで通れるくらいであろう。木の間越しにこれから向かう天主山の稜線が見える。ほぼ正面には切剥、左手に天主山が見え隠れする。 三方山の北に延びる尾根と林道がぶつかるところに三方山北登山口がある。「三方山登山道入口」の標柱が立っている。ここで林道は北へと方向を変え、切剥の南で天主山方面と久保憩・遠見山方面に分かれる。分岐から北へそのまま行くと、久保憩・遠見山方面へ向かう。天主山へは西へ延びる稜線の南斜面をほぼ水平に進んでいく。この辺りになると林道というより、よく整備された登山道といった感じである。 切剥の西の尾根と林道がぶつかる辺りは笹の原になっており、そこから少し進むと林道の右側にドリーネがある。この辺りは石灰岩でできているらしい。やがて潅木が生茂る中に林道の終点らしきところがある。 |
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● | 林道終点から天主山へ 写真 | ||||||||
林道終点から登山道は急に細くなり南斜面を進んでいく。左手には高岳の右奥に国見岳が見えている。展望が利くのはおそらくこの季節だけであろう。 やがてP1514の南面の石灰岩がゴロゴロした斜面に差しかかる。この辺りは石灰岩の岩場になっており、大きな岸壁も見られる。P1514の西の尾根に上がる手前に展望の良い岩場がある。国見岳から平家山、京丈山、雁俣山と続く稜線が一望できる。その右端には天主山のピークが見える。下の方では鹿であろうか何か獣が移動していく音がする。 P1514の西の尾根に上がると北の方に阿蘇山が見える。また、行く手には正面に天主山がそびえている。この辺りは苔むした石灰岩に木々が絡みなかなか雰囲気が良い。少し行くと広い尾根の樹林がある。あちこちに苔むした倒木が横たわり、荒涼とした感じであるが、夏場はお花畑にでもなるのであろうか。 地図上のP1402辺りは小さなアップダウンがあり、なかなか天主山の登りに差しかからない。天主山の登りに差しかかると鳥の鳴き声があちこちから聞こえてくる。ここでじっとしているといろんな鳥に出会えそうだが、今日は時間がないので先を急ぐ。枯れ木にはキツツキがつついた丸い穴がいくつもついている。貴重な自然であるが天主山の南面から西をまわり込むように林道が通っている。今も工事中のようで、少し心配だ。おそらく内大臣林道の途中から延びている北内谷林道であろう。この林道から直接登るルートもあるのかもしれない。 傾斜が緩やかになってくると登山道は北側をまわり込みやがてスズタケの奥の天主山の山頂に着く。天主山山頂はスズタケと潅木に囲まれ展望はないが、わずかに北側に展望がある。阿蘇鞍岳方面の展望と西に目丸山が望める。ココアとクッキーをいただき、下山にかかる。 |
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● | 三方山経由で下山 写真 | ||||||||
天主山からの帰りに、登ってくるとき気になった広い尾根の林に足を踏み入れてみた。国見岳付近と違ってなぜか荒涼とした感じがする。木の種類のせいか低い位置から枝が茂っているせいかもしれない。 林道終点、久保憩分岐と過ぎ、三方山北登山口から三方山へ向かう。登山道は陽が当たらないせいか霜柱が残ったままになっている。三方山の西側に回り込み、やがて南登山口からの道と合流する。南登山口からの道と合流して尾根道を登って行くと、すぐに三方山の山頂に着く。ここは二度目であるが狭い割には雰囲気が良い。ここから東へ向坂山への縦走路がある。いつかこのルートも歩いてみたいと思う。 下山は南北登山道合流点から南登山口へ向かう。この道はスズタケに囲まれたジグザグのだらだらした道で距離の割には長く感じる。 |
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● | その他 | ||||||||
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