ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.4 頭巾山・三郡山

昭和の森から三郡山地
(頭巾山コース)

昭和の森から頭巾山へ直接登る、静かな尾根道を辿るコースです。植林の進む三郡山地で珍しく自然林の多いコースで、登山道の脇や少しそれた林の中には巨木も多く見られます。昭和の森入口から頭巾山山頂まで約2時間かかります。
「昭和の森」入口から車道を歩き、バンガローを過ぎると右手に標識が見えてきます。ここが頭巾山登山口で、「昭和の森」入口から20分ほどかかります。この林道を直進すると欅谷コースへ向かいます。頭巾山へは右の登山道へ入っていきます。
登山道は杉林の中へ入り、すぐにロープを張った荒れた急登になります。急登が終わると、右の林の中に青いシートが見えます。「正楽寺遺跡」だそうです。
「正楽寺遺跡」からは緩やかな登りがしばらく続き、やがて尾根上に出ます。この辺りから木の間越しに砥石山方面が見え隠れします。また、所々に大きな木も見られ、春先にはヤブ椿が綺麗なところです。
登山道から砥石山方面の景色です。中央が砥石山です。
登山道は急登と平坦を繰り返しながら進みます。杉の植林の中に大きな岩が現れると北東へ方向を変え、最後の急登になります。かなりの急登で、思わず張ってあるロープにすがってしまいます。
急登が終わると、登山道は小さなコブを直接越える道と右側から巻く道に分岐します。どちらを通ってもすぐに鞍部に着きます。ここから、さらに急登をこなし、大きな岩を過ぎると木立の間の快適な尾根道になります。間もなく頭巾山山頂に到着です。
頭巾山の山頂は林の中にあり、狭く、展望も得られません。しかし、従走路からそれているせいか、静かで、年輪を重ねた老木を思わせる雰囲気があります。古くなっていますが趣のある山頂標識がそんな気にさせるのかも知れません。この山にはこの標識だけで充分です。
頭巾山山頂から南東へ100mほど行くと縦走路に出ます。入口には標識があります。
従走路へ出て左(北東)が三郡山方面、右(南西)が宝満山方面です。九州自然歩道にもなっており快適な登山道です。縦走路脇の標識には、ここから三郡山まで15分、宝満山まで50分の表示があります。

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