ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.9 砥石山

昭和の森から三郡山地
(砥石山直登コース)

 昭和の森から砥石山へ直接登るコースです。コースの半分は林道(宇美林道)歩きになります。砥石山への登山口は林道の峠にあり、今屋敷からの登山道が合流します。昭和の森から砥石山山頂まで約2時間かかります。
※現在は林道の工事も終わり砥石山登山口のある峠まで難なく歩くことが出来ます。
 「昭和の森」入口から欅谷方面へ向かうと、バンガロー手前で右へ草ヶ谷ダム方面への道が分岐しています。ここは左へ車道を進み、さらに右へ三郡山へ向かう道を分けると、水害で荒れた川を横切って修復された舗装路が延びています。これが宇美林道へ向かう道です。砥石山へは宇美林道を峠まで歩き、峠から尾根へ取り付きます。
(写真左)三郡山への分岐  (写真右)修復された欅谷を横切る舗装路・・・川を渡った後、振り向いて撮ったものです。
 杉林の間の林道へ入っていくと右側に東屋が見えてきます。この東屋は以前は草に埋もれていましたが、工事が始まる頃に周りの草が刈られて綺麗になりました。東屋から少し行った所には大きな堰堤があります。この堰堤のところで谷の右岸へ渡ります。
 さらに下の写真左の堰堤?のところで谷を渡り、ここからは谷の左岸沿いに登って行きます。後ろを振り向くと遠くに朝陽を浴びた脊振山地が見えます。
 バンガローの駐車場から約30分で「内ヶ畑コース」の2つ目の登山口に着きます。ここから先は工事中で道もかなり荒れてきます。
 谷の一番奥まった所でも谷を渡りますが、ここは工事中で林道が途切れています。おそらく、日中の工事が行われているときは通れません。この日もショベルカー2台が道を塞いでいましたが、失敬してショベルカーの間を通り抜けました。
工事箇所から先は荒れていて、草が伸び、何箇所か崩落箇所があります。歩けないほどではないので落石に注意して進みます。
 峠で林道は右へ大きくカーブしてさらに先へ伸びています。この峠の右側に尾根に取り付く踏み跡があります。赤いテープが目印です。少し段差がありますので滑らないように注意して尾根に取り付きます。また、左側の草むらに小さな標識があります。左へ今屋敷に降る道が付いています。林道の先には砥石山の山頂が覗いています。※現在は峠から林道を少し進んだところが登山口になっています。
 登山道は最初のうちはヒノキの植林帯を進み、やや平坦です。途中で左から峠の少し先から尾根に取り付く道が合流します。小ピークを左から巻き、鞍部を過ぎるといよいよ急登が始まります。登山道は一部えぐれていますが、倒木は少なく割りと歩きやすいです。右がヒノキ林、左が自然林の道が続きます。途中で1ヵ所、右側に崩壊箇所がありますが、幸い登山道にはかかっていませんでした。残念ながらこのコースにはあまり巨木は見当たりません。
 山頂の手前に小さな標識があり、尾根の左を巻くように登山道がついています。尾根を直進すると尾根上に岩があり、さらに進むと縦走路に飛び出します。縦走路へ出たら左へ少し登ると砥石山の山頂に着きます。本来の登山道は標識のところから尾根の左斜面を進み、ロープの急登を過ぎて、西から北へ回り込むようについています。この為、砥石山山頂にある今屋敷への標識は登ってきた尾根とは違う方向を指しています。また、砥石山山頂付近から北北西へ向かう赤いテープが付いていますが、これは今屋敷への道ではありませんので注意してください。おそらく鬼岩への道だと思われます。
砥石山山頂は林の中の広場で展望は無く、山頂を縦走路が横切っています。北へ向かうと鬼岩谷、ショウケ峠を経て若杉山へ、南東へ向かうと前砥石山、三郡山を経て宝満山へと快適な縦走路が延びています。
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