ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.18 三郡山

昭和の森から三郡山地
(専用道路(九州自然歩道)コース)

 筑紫野市の柚須原から航空路監視レーダー専用道路を通って三郡山へ登るコースです。専用道路は良く整備された完全舗装道路ですが、入口にゲートが設けられていて一般車は通行できません。このため、車道歩きの割には静かな山歩きが出来ます。また、九州自然歩道が三郡山の山頂付近までこの道路を通っています。入口から1時間ほど上ったところで茜屋白糸の滝コースが合流し、ここからは尾根道を登る旧道を歩くことも出来ます。登山口から三郡山山頂まで2時間〜2時間30分かかります。
登山口
柚須原公民館前のバス停を過ぎたところで左へ分岐する射撃場へ向かう道路へ入り、すぐに右へ分岐する細い道路へ入ると、このゲートに突き当たります。ここがいまから紹介するコースの登山口です。
ゲートの左側から向こう側へ入ると右側に九州自然歩道の距離表示があります。この標識は降りの距離を示しています。ちなみに、この表示によれば旧道入口(白糸の滝コース分岐)まで約2km、山頂付近まで約6kmになります。
専用道路はよく整備されていて山岳道路につきものの落石、崩壊などは見られません。尾根の南面を横切る所では展望が開けて大根地山などを望むことが出来ます。
旧道入口
最初は1時間ほどくねくねと北へ向かい、西へ大きく方向を変える辺りでサンビレッジ茜から白糸の滝経由で登ってきた登山道(茜屋白糸の滝コース)が右から合流します。矢印の所から右の林へ入ると十字路になっていて正面へ白糸の滝コース、左へ三郡山山頂へ登る旧道、右へ竹の尾山への道が分岐しています。
道路脇には数十m間隔でNo.プレートが立っていて数字が2つずつ増えていきます。ちなみに旧道入口のところにはNo.108のプレートがたっています。
旧道入口から少し行ったところに九州自然歩道の距離表示があります。入口から2km来たことになります。
柚須原分岐
西の端で大きく右へカーブする辺りは左側が空き地になっています。この空き地の所から柚須原のバス停へ降る道が降っています。(写真は空き地から専用道路を撮ったものです。)
No.168のプレートが立っているところです。この奥の林の中に小さな標識が下がっています。
柚須原への降り口に掛かっている標識です。
旧道合流地点1
西の端から北東へ向かった道路が大きく円を描いて左へ曲がるところで右から旧道が登ってきています。
矢印のところへ旧道が登ってきています。赤丸のところに右の写真の小さな標識が取り付けてあります。
旧道降り口の標識です。
旧道は一旦車道へ出て、すぐにまた、法面の上から林の中へ入って行きます。
旧道合流地点2
専用道路は再び西へ向かい、西の端で右へ曲がって、先ほどと同じように北東へと向かいます。そして、やはり同じように左へ大きく円を描いて曲がるところで旧道と合流します。赤丸のところに標識があります。
旧道への降り口と標識。
ここの旧道との合流地点辺りにはNo.248のプレートがあります。
やはりここでも、旧道は一旦車道へ出た後、すぐに法面の上から林の中へ入っていきます。
ここの法面への登り口には小さな標識が掛かっています。
車道はまた、西の方へ向かいますが、今度は西の端で左右の小ピークの間を通って右へ曲がって行きます。その少し手前に距離表示があります。あと1km少々で三郡山山頂です。
小ピークの間を右へ曲がるところで左側へ踏み跡があります。これはおそらく下の車道へ降るショートカットだと思われます。踏み跡の入口に白い標識が下がっていますが、消えてしまったのか何も書かれていません。
旧道合流地点3
小ピークの間を右へ曲がって少し行ったところで今度は左へ曲がりますが、ここで三度旧道が合流します。旧道の最後の区間は露岩の小ピークを越えて矢印の所へ降ってきています。
旧道の最後の区間が合流する辺りにはNo.266のプレートがあります。
旧道の最後の区間が合流する辺りの左側は空き地になっています。山頂方面を見ると電波塔の向こうにレーダードームの頭が覗いています。
電波塔の横を通って三郡山山頂へと向かいます。正面にはレーダードームが次第に大きくなってきます。
宝満山分岐
専用道路はレーダードームの設備の下の壁のところで右へ曲がっていきます。一方、九州自然歩道はここで専用道路と分かれて宝満山方面へ向かいます。
九州自然歩道は車道からガードレールの外側へ出て、壁の角を右へ曲がって行きます。ガードレールの外側には道標が立っています。道標には米の山峠まで6.8kmの表示があります。つまり、専用道路入口のゲートから6km来たことになります。
一方、専用道路は壁の所から右へ曲がって行きます。突き当りにはゲートがあって、その手前でレーダードームへ向かう道路が左へ分岐しています。三郡山山頂へはどちらからも行けますが、ゲートの右側から行ったほうが近いでしょう。
ゲートの右側からフェンスの横を伝って進みます。右側は崖になっているのでちょっと怖いかもしれません。ザックや小物をフェンスの金網に引っ掛けてバランスを崩さないように気をつけましょう。
最後に狭い急坂を登ると正面にドームが見えてきます。三郡山山頂に到着です。
三郡山山頂(936m)
三郡山はこの山域で最も高く、935.9mあります。三等三角点の山です。露岩の上に山頂表示の標柱が立っています。以前は立派な標識があったのですが、いつの間にかなくなってしまいました。


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