昭和の森から三郡山地
（仲の原コース・その２）

宇美林道終点から鬼岩谷山頂まで 　宇美林道は昭和の森から北へ谷沿いに登り、砥石山の西側の山腹を横切って鬼岩谷の西側で終点になります。仲の原コースはこの宇美林道の終点へ登り上げ、さらに鬼岩谷山頂へと登って行きます。登山道は林の中の尾根を辿り展望は利きません。宇美林道終点からは傾斜が急になり落ち葉に埋もれた窪んだ道を登って行きます。最後に鬼岩谷山頂の南側の広い樹林帯を通って明るい山頂へ出ます。鬼岩谷は国土地理院の地図には山名が載っていませんが標高７７４ｍの一等三角点のピークで山頂を三郡山地縦走路が横切っています。
宇美林道の終点は小広い草地になっており、正面は崖になっています。林道は右の方へ延びていますがブッシュ化が進んでいます。鬼岩谷への登山道は左から回り込むように崖の上へ上がり尾根を登って行きます。崖への上がり口は分かりづらいですが赤テープの目印があるので良く探してください。崖の上へ上がると林の中へ道がついています。尾根道は深く窪み落ち葉で埋まっていて左へ曲がる辺りから傾斜が急になります。林道終点と鬼岩谷山頂の中間地点辺りには登山道脇に大きな岩の塊があります。さらに窪んだ道を登って行くとやがて広い樹林帯に入ります。樹間が広くて一面落ち葉に埋め尽くされとてもいい雰囲気です。ここは鬼岩谷山頂直下で右側へ谷が降っています。踏み跡は落ち葉に埋もれて不明瞭になってきます。途中何度か折り返し、最後に潅木の間を抜けて上が明るくなると稜線に出ます。ここから右へ行くとすぐに鬼岩谷山頂に到着です。 ●宇美林道の終点です。登山道は左側から前方の崖の上へ上がっています。 仲の原への降り口です。右側に標識が立っています。 林道を歩いてきた場合はこんな感じです。仲の原へは突き当たりの左から降ります。鬼岩谷へは突き当たりの右からさらに少し入って手前の崖の上へ登って行きます。 崖の上です。この下に林道終点があります。登山道は左の林の中へ入って行きます。 宇美林道から上の登山道も尾根道は窪んで落ち葉に埋もれています。 登山道脇に岩の塊があります。岩を抱え込むように木が生えています。 鬼岩谷の山頂近くは雰囲気の良い広い樹林帯になっています。落ち葉で踏み跡が隠れているのでルートを良く確認して進みます。 林の中に標識があります。（2009年2月現在、この標識はなくなっていました。） ●もう1ヶ所標識があります。 最後に登り上げると明るい稜線に出ます。 鬼岩谷山頂へは右へ進みます。 林から抜けたところが鬼岩谷山頂です。
鬼岩谷山頂 　鬼岩谷は砥石山とショウケ峠の間にある標高７７４ｍの一等三角点のピークです。今は山頂の周りの木が大きくなって展望はありません。山頂には山頂標識と三角点があります。山頂から北へ降るとショウケ峠を経て若杉山へ、南へ行くと砥石山、三郡山、宝満山と続く縦走路が延びています。 鬼岩谷山頂です。展望はありませんが草が刈られて明るい雰囲気です。 山頂には一等三角点があります。 三郡山方面から来た場合、縦走路は三角点の右側を通って急坂を降ります。仲の原へは三角点の左側を通って林の中へ進み、すぐに左へ降ります。