ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.1 三郡山地縦走路A

三郡山地縦走路(その2)
(三郡山〜宝満山)

三郡山から宝満山までは快適な縦走路が続きます。途中には「天の泉」と呼ばれている水場、頭巾山、展望の良い大岩、長崎鼻、八葉の峰展望台、仏頂山などのポイントがあります。また、縦走路の途中からは油須原コース、頭巾山コース、難所ヶ滝コース、河原谷コース、本導寺方面へのコース、うさぎ道コースなどが分岐しています。また、宝満山山頂の手前にはキャンプ場があります。
三郡山から宝満山まで約1時間20分かかります。
天の泉への降り口
この辺りから左へ少し降ると天の泉の水場があります。
天の泉
三郡山と頭巾山の鞍部に「天の泉」と呼ばれている水場があります。斜面に突き刺したパイプから冷たくておいしい水が流れています。稜線上の貴重な水場なので汚さないよう大切にしたいですね。
また、この水場から南へ油須原への道が降っています。
天の泉の標識
天の泉水場
頭巾山(901m)
天の泉から5分ほどで頭巾山(とっきんやま)の入口です。頭巾山山頂は縦走路から西へ100mほど入ったところにあります。林の中の静かな山頂で展望は得られません。山頂から昭和の森へ直接降るルート(頭巾山コース)があります。昭和の森のゲートまで1時間30分ほどで降れます。
難所ヶ滝ルート入口
頭巾山から15分ほどで右に難所ヶ滝への分岐があります。難所ヶ滝へはこの先の河原谷コースからも行くことができます。
展望岩
難所ヶ滝ルート分岐と河原谷ルート分岐の間に大きな岩のある小ピークがあります。ここは三郡山と宝満山のほぼ中間地点で、東側の展望が得られます。
三郡山:1.4Km
宝満山:1.1Km  の道標があります。
河原谷コース入口
展望岩から下りきったところの鞍部に河原谷コースへの分岐があります。ここから右へ下っていくと約1時間30分で昭和の森に着きます。河原谷コースの途中で難所ヶ滝コースが合流しています。
長崎鼻
河原谷分岐から登って行くと登山道は「長崎鼻」の表示がある岩場を通ります。ここからは三郡山の展望が得られます。
この先の「八葉の峰」と呼ばれる辺りにも展望の利く岩場があります。
仏頂山(元宝満 868.7m)
長崎鼻から10分ほどで仏頂山山頂に着きます。ここは三等三角点の山で山頂には石の祠があり、中には心蓮上人の像が安置されています。心蓮上人は宝満山を開山したと云われており、没後、仏頂山に葬られたと伝えられています。
本導寺、うさぎ道分岐
仏頂山から少し降ると左へキャンプ場を経て本導寺へ降る分岐があります。
また、この少し先に右へ「うさぎ道」が分岐しています。
宝満山(829m)
宝満山山頂の手前には九州自然歩道の案内板があり、ここからキャンプ場への道が分岐しています。
山頂直下は岸壁になっており、登攀の訓練などにも使われています。山頂へはこの岸壁の右を巻いて行く道と、岸壁の左の鎖場を登り上部の石段を通って山頂へたどり着く道があります。
山頂には「礼拝石」と呼ばれる巨岩があり、南側には竈門神社の上宮があります。展望は抜群でわずかに北東が仏頂山で遮られるのみです。
福岡で一番人気のある山で、登山者の姿が絶えません。
山頂から南西方向へ正面登山道が降っており、竈門神社を経て大宰府へ行くことができます。
山頂直下の案内板

※写真をクリックすると拡大表示します。
山頂直下の岸壁。左側に鎖場があります。
山頂直下の鎖場
山頂への最後の階段
礼拝石
上宮側から見た礼拝石
竈門神社上宮
山頂から仏頂山とキャンプ場
宝満山山頂の西側の景色です。大きな岩は「礼拝石」です。写真には写っていませんが、左の方に竈門神社の上宮があります。
宝満山山頂から西〜北方向のパノラマです。左の遠方には背ぶり山地、その手前に大城山右は若杉山から砥石山方面が見えています。※写真をクリックすると拡大します。
宝満山山頂から東から南方向のパノラマです。手前に大根地山、その奥に古処山、さらにその向こうには英彦山が見えます。また、右側には耳納連山が横たわっています。※写真をクリックすると拡大します。
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