ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.1 三郡山地縦走路@

三郡山地縦走路(その1)
(ショウケ峠〜三郡山)

ショウケ峠から、鬼岩谷、砥石山、三郡山、頭巾山、仏頂山、宝満山と続く三郡山地の稜線上を歩くコースです。ショウケ峠の北の若杉山から縦走するのが一般的ですが、ここでは、ショウケ峠から宝満山までのコースを紹介します。
ショウケ峠から鬼岩谷までが急な登りですが、後は快適な稜線歩きとなります。稜線上の水場は三郡山と頭巾山の鞍部にある「天の泉」だけです。また、従走路の途中で「昭和の森」を始め各方面からの登山道が合流します。これらの登山道と従走路を組み合わせてバラエティーに飛んだ山歩きが楽しめます。
ショウケ峠
ショウケ峠は宇美町と筑豊町の境にあり県道60号線が通っています。峠には車道の上に橋が架かっており、宇美方面から見て左は若杉山へ、右は砥石山への縦走路になっています。三郡山、宝満山方面へは、車道から橋の左側へ上り、橋を渡り登山道を登っていきます。
鬼岩谷(774m)
ショウケ峠からいきなり急登が続き、最初のピークが鬼岩谷です。ここには一等三角点が設置されています。鬼岩谷山頂からは仲の原への登山道(仲の原コース)が降っています。
砥石山(828m)
鬼岩谷から一旦下り、登り返したところが砥石山です。林に囲まれた平坦な山頂です。砥石山山頂からは宇美林道経由で昭和の森と今屋敷へ降る登山道が降っています。(砥石山直登コース今屋敷コース
前砥石山(805m)
前砥石山は明るい山頂です。
内住峡分岐
前砥石山から三郡山方面へ15分程行ったところに内住峡への分岐があります。このコース(内住峡コース)は筑豊側から砥石山への登山道としてよく登られていましたが、水害で荒れてしまいました。
内ヶ畑コース入口
さらに5分程行くと宇美林道経由で昭和の森へ降る道が分岐しています。このコースは途中で2コースに分かれていて、一方は宇美林道を20分程歩きます。もう一方は尾根沿いに直接昭和の森へ降っています。どちらのコースも昭和の森まで約1時間半かかります。
欅谷Aコース入口
砥石山と三郡山の中間辺りに昭和の森への分岐があります。これは「欅谷Aコース」の入口です。昭和の森まで約1時間30分で降ることができます。登山口から昭和の森へ向かう林道が荒れていますので注意が必要です。
内住峡、小河内分岐
「欅谷Aコース」の分岐から三郡山方面へ少し行ったところで、今度は左の方へ下る道が分岐しています。これは内住峡、小河内方面へのルート(小河内鉄塔コース)です。
欅谷Bコース入口
三郡山の手前で昭和の森へ降る「欅谷Bコース」が分岐しています。昭和の森まで1時間30分程で降ることができます。
三郡山(935.9m)
 三郡山は三郡山地で一番高い山です。三角点の標柱は「一等三角点」にみえますが三等三角点です。 山頂付近は航空監視レーダーや放送中継局などが立ち並び、また、油須原から山頂直下まで車道(一般車は通行不可)が通っています。

初めての方は山頂への登り口が分かりづらいかもしれません。砥石山方面から来た場合は、「三郡山案内図」と書かれた案内板の近くから舗装された道路が始まり、すぐに土手に突き当たって右へ曲がっていきますが、この曲がり角辺りから土手を登って山頂へ向かう道が付いています。また、「三郡山案内図」の近くから北東のアンテナ群の方へ分岐している道へ入ると小河内へ降ることが出来ます(小河内農道終点コース)。分岐の足元に標識があります。

山頂からの下りは、来た道を戻ってレーダードームの横の舗装路を通っていくか、または、山頂を直進すると左手へ下る道が付いており、フェンスの横のコンクリートの塀の上を歩いて車道に出ることができます。

宝満山への縦走路は車道が左へカーブする辺りで車道から離れ管理棟の壁の下をまわり込むように右へ入っていきます。道路の右側(管理棟の下)に道標があります。間違えて車道を降らないように右側に注意して歩いてください。レーダードームの南側にベンチがあり、九州自然歩道の案内板が立っています。ここから登山道は頭巾山との鞍部へと降って行きます。

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三角点
三郡山の三角点は三等三角点です。
山頂標識
赤い文字の立派な標識は今はなくなっています。
航空監視レーダードーム
宝満山方面の縦走路から車道へ出る所。この車道を直進して突き当たったゲートの右側からフェンスの横を通って三郡山山頂へ行くことが出来ます。
車道から宝満山への縦走路へ入る所にある標識。

九州自然歩道の案内板とベンチ

※写真をクリックすると案内板を拡大表示します。
三郡山山頂の様子です。※写真をクリックすると拡大します。
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