ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.11 砥石山

昭和の森から三郡山地
(今屋敷コース)

 このコースは砥石山の西側の麓から宇美林道の峠へ登り砥石山直登コースに合流します。粕屋南病院から南へ400m程車道を降った所にゲートで閉ざされた林道の入口があります。ここがこのコースの登山口です。このコースはP318の東の鞍部まで林道を辿り、そこから北の送電鉄塔を経由してP649.3から西へ延びる尾根へ登り、尾根を東へ辿って宇美林道の峠に出ます。登山口から宇美林道の峠まで1時間20分、さらに砥石山山頂まで約40分かかります。
県道60号線から粕屋南病院の看板に従って仲の原、今屋敷方面へ向かう道路に入ります。粕屋南病院は砥石山の西山麓にあり、道路を挟んだ反対側には河野病院の特徴のある塔が聳えています。病院の手前から左へ入るほとんど使われていない短い林道があるのでここに車を停めて登山口まで歩いて行きます。 粕屋南病院
山の中の病院にしては立派な建物です。
河野病院
粕屋南病院と道路を挟んで反対側にある河野病院にはメルヘンチックな塔があります。この等は麓からも確認できます。
粕屋南病院の手前の林道の入口に車を停めます。
 粕屋南病院から南へ降って行くと途中に「長寿極楽の瀧」と名付けられた水場がありますが、ただの沢水なので飲用には適さないかもしれません。「極楽の瀧」のすぐ先で左へ林道が分岐しています。ここがこのコースの登山口です。入口はゲートで閉じられていて車は入れません。ガードレールを越えフェンスの横を通って林道へ入ります。
極楽の瀧
たいそうな名前が付いていますが単なる沢水です。上には堰堤があるので飲み水にはチョッと。。。
今屋敷登山口
左へ分岐している林道を辿ります。入口はゲートで閉ざされているので車は入れません。
林道の入口
フェンスの横を通って林道へ入ります。
林道分岐
赤丸の所に標識があります。
林道を道なりに歩いて行くと左へ分岐がありますが、ここは直進します。左の写真の赤丸の所に標識が立てかけてあります。途中にショートカットがありますがブッシュ化していてチョッと躊躇します。そのまま林道を辿っても大した差はありません。入口のゲートから約15分で林道の終点に着きます。林道の終点には標識が立っていて左へ「砥石山100m直進」の表示があります。この道は送電鉄塔へ向かう道で入口にそれを示す白い杭が立っています。ちなみに右の谷へも送電線の作業道が降っています。
林道分岐にある標識
林道終点
砥石山へは左へ向かう。正面方向へも踏み跡があります、これは谷へ降る送電鉄塔の作業道です。
林道終点にある標識
林道終点から送電鉄塔へ向かう道を辿ります。
 林道終点から2、3分で送電鉄塔の真下に着きます。登山道は送電鉄塔の下を潜って反対側の林へ入って行きます。林へ入るとすぐに左右へ踏み跡が分岐しますが砥石山へは右へ登って行きます。分岐には登山道を示す標識があります。
送電鉄塔
登山道は送電鉄塔の下を通っています。
送電鉄塔から林の中へ入ると分岐があります。ここは標識に従って右へ登って行きます。
分岐にある標識
 シダが生茂った植林帯の斜面を横切るように登って行きます。足場が悪い所にはロープが張ってあります。鉄塔から20分程行った所で左へ折り返して尾根へ登り上げます。潅木が入り乱れた斜面を登って行くとやがて分岐に差し掛かります。ここは尾根が合流している所で左前方へ踏み跡が降っています。砥石山へは右へ鋭角に折れて岩の目立つ尾根を登って行きますが、降って来た場合は進行方向に注意が必要です。
登山道は一部シダが生茂っています。
崩れやすい斜面の道にはロープが張ってあります。
ここで鋭角に左へ折れます。木の幹に標識が取り付けてあります。
ロープを張った斜面を登って尾根に登り上げます。
尾根を辿ると黄色いテープを3本巻いた目印のところで左の尾根を踏み跡が降っています。降って来た場合はこの踏み跡へ進みそうになるので注意してください。
登山道はここで右へ鋭角に折れて岩の目立つ尾根道を登って行きます。
 さらに5分程登ると足元に標識が立っていて左へ「砥石山の表示」があります。左へ斜面をジグザグに登り、尾根に出ると木の枝が散乱する窪んだ道を辿り、松の木が目立ってくる辺りから自然林が多くなってきます。山と書いたコンクリートの標柱と白い杭があるところで踏み跡が不明瞭になっていますが、ここは正面の倒木の横を進みます。林の中をしばらく行くとまた尾根道になり、登りきった所に標識が立っていて左へ「砥石山」の表示があります。ちなみにここから右へ少し行くと地図上の649.3mピークの四等三角点があります。標識に従い左へ降ると林道へ飛び出します。
分岐から5分程登った所に標識があります
標識
松の木が目立ってくると自然林が多くなってきます。
この杭があるところで周りが林で囲まれて登山道が分かりにくくなります。ここはそのまま真直ぐ林の中へ入って行きます。
林の中へ踏み跡と目印が続いています。
岩を抱き込むように頑張っている木もあります。
尾根を登り上げると標識が立っています。登山道は左へ緩やかに降って行きます。

標識のところから右へ登って行くと四等三角点があります。これは地図上の649.3mのピークです。
宇美林道の峠(砥石山登山口)
やっと林道へ到着です。
 この林道は昭和の森から登って来ている林道で砥石山の西側の山腹を横切って鬼岩谷の西側まで延びています。正式な名称は宇美林道xx支線と呼ぶようですが、このHPでは宇美林道と表記しています。宇美林道の峠はこのHPで紹介している「砥石山直登コース」の登山口でもあり、登山道は林道を挟んだ反対側の土手を登って行きます。今屋敷側への降り口には小さな標識とベンチが2つ設置してあります。峠から砥石山まで約40分かかります。
昭和の森方面から見た写真です。今屋敷へ降る登山道は左のススキの中へ上がって行きます。
今屋敷への登山道入口に立っている標識です。そばにベンチが2つあります。
昭和の森方面の林の上に三郡山山頂のドームが見えています。
反対側には砥石山山頂が見えます。
砥石山へ向かう登山道はこの土手を登っています。
宇美林道は峠から1km程行った所から終点まではブッシュ化しています。冬場は何とか歩けますが夏場はとても歩けそうにありません。また、林道の近くで伐倒作業を行っていて作業道が何本か作られています。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送