ほっつき歩記山記録 (三郡山地)No.16 三郡山

昭和の森から三郡山地
(茜屋白糸の滝コース)

 飯塚側から三郡山地へ登る4つ目のコースは茜屋のサンビレッジ茜から登るコースです。このコースは古くから登られているコースで途中に白糸の滝があることでも知られています。谷沿いのコースから尾根へ上がったところで米の山峠から登ってきた航空路監視レーダー専用道路にぶつかりますが、樹林帯の尾根を登る旧道があるので車道歩きはほんの僅かで三郡山山頂まで登ることが出来ます。登山口から三郡山山頂まで1時間半から2時間くらいで登ることが出来ます。
白糸の滝経由で専用道路出合まで
 サンビレッジ茜の人工芝スキー場の入場受付の横が登山口になります。ここから林の中へ延びる遊歩道へ入ります。遊歩道の左側には金網が張ってあって、スキー場の設備と隔てられています。7、8分行った辺りから谷沿いの道となり、白糸の滝の三の滝に着きます。三の滝のすぐ上には二の滝がありますが、どちらの滝もそれほど大きくなく、水量も少ないです。三の滝を左側から越え、二の滝の下を通って今度は右側から登っていきます。鎖やロープが張ってありますが足場が悪いので注意が必要です。さらに、岩の多い谷を進むと左前方に一の滝が見えてきます。これが白糸の滝の本滝で立て板に糸を垂らしたように水が流れ落ちています。滝のところは二俣になっていて右側の谷から左の岩場を登って滝の上の谷へ出ます。途中で谷を幾つか横切り斜面を登って尾根を越えたところで正面にカーブミラーが見えてきます。米の山峠から登ってきた航空路監視レーダーの専用道路に合流です。

登山口
サンビレッジ茜の人口芝スキー場入口の横から遊歩道へ入って行きます。
遊歩道とスキー場の間には金網が張ってあります。
サンビレッジ茜人工芝スキー場
金網の内側には人口芝のゲレンデが見えます。
フェンスを離れて谷沿いの道を辿ります。次第に岩が露出した道へと変わります。
白糸の滝(三の滝)
白糸の滝は三つの滝に分かれていて、これは一番下の三の滝です。すぐ上に二の滝があります。左側の鎖のついた岩場を登って滝の上に出ます。
白糸の滝(二の滝)
二の滝の下を横切って右から滝の上へ登って行きます。足場が悪いので注意して登りましょう。
白糸の滝(一の滝)
二の滝から5分ほど谷を辿ると木の枝の間に岩壁を流れ落ちる滝が見えてきます。これが一の滝(本滝)です。水量は少なく滝壺はありません。滝の真下から見上げると結構高さを感じます。
一の滝の所は二俣になっています。右の谷の右岸の岩場を登って一の滝の上へ出ます。
一の滝の上へ出たら谷沿いに登り、小谷を幾つか横切って行きます。途中に炭焼き窯の跡もあります。
十字路(専用道路合流)
最後は斜面を登って尾根を越えると広い林の向こうにカーブミラーの後姿が見えてきます。航空路監視レーダーの専用道路に合流です。この道路は九州自然歩道にもなっているようです


旧道を通って三郡山山頂へ
 車道に出る手前は十字路になっていて左へ竹の尾山、右へ三郡山山頂への踏み跡(旧道)が分岐しています。ほとんど車は通らないので車道を歩いても良いでしょうが、ここはやっぱり旧道を歩きましょう。旧道は三郡山山頂から南東へ降っている尾根をほぼ一直線に登っていきます。三郡山山頂までの標高差は約350m、距離は2km弱といったところです。旧道は3区間に分かれていて、途中で2回車道に出ます。最後は車道を歩いて三郡山山頂へ向かいます。2区間目までは国土地理院の地図にも載っていますが、3区間目は載っていません。2区間目の右へ分岐する尾根と3区間目の小ピークの露岩からは展望が得られます。また、車道から旧道へ入るところの法面の上からの展望も結構良いです。

左側の踏み跡
標識の右上に竹の尾山への表示がある。
右側の踏み跡(旧道)
ここから三郡山山頂に向かって一直線に尾根が登っています。
最初の区間は照葉樹林帯をまっすぐに登って行きます。
一旦、車道へ出ます。登山道は右側の白い法面の上(赤丸の辺り)からまた林の中へ入って行きます。旧道から車道へ出る所にはガードレールの傍に小さな標識が取り付けてあります。
法面の上からは展望が開けます。赤丸の辺りが旧道の降り口です。遠景は大根地山です。
2区間目は背丈の低い林の中へ入っていきます。
再び旧道へ入ると右へ分岐する尾根から東側の展望が得られます。
筑豊平野が一望できます。
途中には真中からパックリと割れた岩などもあります。
早春にはヤブ椿も綺麗に咲いています。
再び車道へ出ます。一旦車道へ出てから、また右側の法面の上へ上がって林の中へ入っていきます。
旧道への降り口には標識が取り付けてあります。
旧道への登り口の標識です。上の写真の赤丸の辺りにあります。
法面の上からの景色です。赤丸の辺りに降り口があります。
最後の区間は落葉樹の潅木の中を登って行きます。
登りあげた小ピークには登山道の左右に露岩があります。右側の露岩の上へは簡単に上がることができます。
露岩の上から三郡山山頂を望みます。左に頭巾山から仏頂山、右に竜王山も見えます。
小ピークから降るとまた、車道に出ます。
最後は車道を歩いて三郡山山頂へ向かいます。山頂まで約10分かかります。
三郡山山頂(935.9m)
三郡山山頂に到着です。


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