ほっつき歩記放浪記 (三郡山地) 三郡山
九州自然歩道で三郡山へ
(2010年5月12日)

 三郡山山頂へ登る最もしっかりとした登山道は、米の山峠の近くから山頂まで延びている航空路監視レーダー専用道路であろう。この道路は全線舗装されていて落石や崩壊の気配もまったく見られない。また、入口にゲートがあって一般車両は通行できないためほとんど車と出会うことはない。この道路は九州自然歩道にも指定されているのだが、今まで通しで歩いたことはなかった。今日はこの専用道路を通しで歩いてみることにした。
航空路監視レーダー専用道路入口
入口はゲートで閉ざされている。左側からゲートの内側へ入る。
ゲートに取り付けられた看板
関係車両以外は通行禁止だ!
ゲートの内側にある自然歩道の距離表示。
専用道路は良く整備されている。南側の山腹を横切るところでは景色が開ける。遠景は大根地山。
谷へ入ると展望はなくなるが両側から新緑の林が迫る。
泣き虫堰堤。。。
道路脇には所々距離表示のプレートが立ててある。
旧道入口
矢印の所から入ると十字路になっていて、白糸の滝経由サンビレッジ茜、三郡山山頂、竹の尾山方面への道が分岐している。
旧道入口の近くにはNo.プレートが立っている。このプレートは数字が2つずつ増加していく。
旧道入口の少し先に立っている自然歩道の距離表示。ゲートから2km来たことになる。
前方の上の方に白い法面が見えている。あんなところまで登っていかなければならない。もっとも、そこもまだ途中なのだが。。。
道路わきの新緑は益々鮮やかになってきた。
視線を感じて見上げると囚われ人(?)が。。。
西の端で大きくカーブするところ。ここの広場の奥に標識がかかっている。近くにはNo.168のプレートがある。
標識には「柚須原バス停へ2(H)」の表示がある。
大根地山の展望。
山麓を横切る高圧線がやけに目立つ。
旧道出合い1
左へ大きくカーブしているところで旧道と合流する。No.194のプレートのところだ。矢印の所へ旧道が登ってきている。赤丸のところに標識がある。

旧道は一旦車道へ出てから正面の法面の上からまた林の中へ入って行く。
馬見三山の展望。空気が澄んでいれば英彦山も見えるだろう。
途中の林の中に黄色いテープがある。道路の上の方へ登るショートカットだ。近くにはNo.234のプレートがある。
旧道出合い2
ここも左へ大きくカーブしている。赤丸のところに標識がある。
近くにはNo.248のプレートがある。
手前の出合いと同じようにすぐにまた法面の上から林の中へ入って行く。
法面への登り口には小さな標識がかかっている。
次のカーブで小ピークの間を抜けるところにはショートカットの入口らしい標識がある。
近くにはNo.260のプレートがある。
赤丸のところに標識があるが消えてしまったのか何も書かれていない。
明るい新緑の間を進むと最後の旧道出合いがある。
旧道出合い3
左へカーブするところで右から旧道が降ってきている。
近くにはNo.266のプレートがある。
旧道へ入って露岩のピークで昼飯にする。林の中に登山道を挟んで両側に露岩がある。
左側の露岩へは簡単に登ることが出来る。それなりのスペースもあるので休憩するにはいい場所だ。
露岩の上からは三郡山山頂を始め360度の展望が得られる。
車道へ戻って三郡山山頂へ向かう。行く手に電波塔が聳えている。
レーダー施設のコンクリート壁のところで車道は右へ曲がって行く。九州自然歩道は車道から離れて左へ向かう。
自然歩道はコンクリート壁の角を右へ曲がって宝満山方面へ向かう。手前に道標が立っている。三郡山山頂へはそのまま車道を進む。
車道は右へ曲がるとゲートに突き当たる。その手前で左へレーダードームへ向かう道路が分岐している。山頂へはどちらからも行くことが出来る。
今日はゲートの右側からフェンスの横を通って山頂へ向かう。右側は崖になっているのでちょっと緊張する。
最後に狭い急な登りを終えると正面にドームが見えてくる。三郡山山頂に到着だ。
三郡山山頂(936m)
山頂には新しい道標が立っている。
三等三角点
三郡山は三等三角点の山だ。
なぜか柱を燃やした跡が。。。
山頂から仏頂山方面の展望。
降りは旧道を歩くことにする。最初の区間は電波塔の先から露岩のピークを越えて行く。
車道出合い
車道へ出て赤丸の所から再び旧道へ入る。
途中にはこんな岩もある。真中から綺麗に割れていて印象に残る岩だ。
この区間の終わりごろには飯塚方面の展望が良いところがある。
区間の終わりにワイヤーが横切っているので注意だ
旧道は赤丸の所から最後の区間へと入って行く。
法面の上から右を見ると車道がくねくねと降っている。
旧道は照葉樹の枯葉で埋まっている。カサカサと気持ちの良い音をたてるが、傾斜が急なところは滑るので注意だ。
十字路
降りきった所は小広い空間になっていて、前後左右へ踏み跡がついている。右側はすぐに専用道路へ出る。左側は白糸の滝経由でサンビレッジ茜へ正面は竹の尾山へ向かう踏み跡だ。
右へ進むとすぐに専用道路へ出る。辺りは落ち葉に埋もれている。
専用道路へ出るところの右側に古い標柱があり、「茜屋山」の表示がある。
今朝登ってきた専用道路を降って行く。
三郡山山頂から約1時間30分で専用道路入口に到着だ。


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