ほっつき歩記山記録 (三郡山地ポイント情報) 宝満山正面登山道

昭和の森から三郡山地
ポイント情報
(役行者堂跡)

 中宮跡の奥の丘を右から巻いて宝満山山頂へ向かって行くと、丘の反対側に分岐が2ヶ所ある。最初は右へ女道が分岐している。女道は宝満山山頂の南東側を巻いてキャンプ場経由で宝満山山頂、仏頂山山頂へ向かう。次は左へ羅漢道が分岐している。羅漢道は宝満山山頂の北西側を巻いて山頂へ向かう。
この分岐で後を振り返ると石垣の上の一段高いところに大きな岩が立っている。この場所は役行者堂があったと伝えられている場所で、岩には梵字が彫られている。この辺りの岩には、他にも梵字が彫られていた形跡が残っているが、そのほとんどは明治の廃仏毀釈で削り取られてしまっているなかで、この岩の梵字だけはくっきりと残っている。また、石垣の下には半月状の岩があったり、岩の右下の林の中に雪室の跡の石囲いが残っていたり、行者堂の石灯籠の残骸が埋もれていたりで、歴史の臭いが濃いところである。
役行者堂跡と磨崖梵字岩
岩に彫られた梵字
半月状に加工された岩
石灯籠の残骸
雪室の石囲いの跡
林の中に石垣で囲まれた場所がある。今は笹に覆われているが、昔は冬に降った雪をここに貯蔵していたそうだ。
女道分岐の標識
ここで男道と女道に分かれる。女道を通ってキャンプ場経由で宝満山山頂や仏頂山山頂へ向かっている。
羅漢道入口
羅漢道入口の標識
善哉坂
廃仏毀釈で削り取られた梵字


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